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「 水に共通する用語 」 一覧

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日本水難救済会が推奨する”沖に流されたら「イカ泳ぎ」”

2023/08/12   -水に共通する用語

記事を読んでまず浮かんだのが、「イカ泳ぎ」ができたら溺れないということです。 夏になると「璃巌流」に流された記事が載ります。 それと同時に必ずと言っていいほど「着衣水泳」などが話題になりますが、 溺れ …

プール事故

2017/08/04   -水に共通する用語

水深1.1~1.2mで溺れている例が多いようですが、水たまりでも水があれば溺れます。監視員が何人いても溺れます。 「水深が深い=危険が高い」から水深の浅いプールを作るまたは浮輪を使って遊ばせるのも大間 …

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ベビースイミング [Baby swimming]

ゼロ歳から2歳くらいまでの赤ちゃんが、安全水泳や泳ぎをおぼえるために行う水泳の訓練をいう。 ベビースイミングは競泳と同じように、乳幼児の水難事故などの安全上の要望から生まれました。 しかし、赤ちゃんが …

溺れる [half-drowned]

水に落ちて死にそうになること、または水に落ちて死ぬことを「溺れる」という。 水の中でもがいている状態は、死んだわけではないので正確には「溺れた」とは言わないで「溺れかけている」という。 スイミングスク …

あおり足 [Scissors-kick]

あおり足はシザース・キック(Scissors kick)といい、足の甲と足の裏で水をははさんで推進力を得る。日本では「はさみ足」ともいう。 日本泳法で使われることが多く、小堀琉、神伝流、水府流などがこ …

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ライフガード [ Lifeguard ]

2010/03/07   -水に共通する用語

室内プール、海水浴場、遊園地を含む屋外プールなどで、水を楽しむ者の安全を見守る緊急対処員で、本来は命を守る者の意味。 ライフガード発祥地はアメリカ合衆国ですが、ライフセービング技術の発達したイギリスや …

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水を開ける(みずをあける)

水泳競技やボートレースで競争相手を明らかに引き離すときに用いられる用語で、競泳では一身長以上、ボートなどでは一艇身以上の差をつけること。 ボートでいう一艇身は見た目ではっきりしているので、ボートとボー …

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推進力 (すいしんりょく)

水泳では水中でからだを前進させる力または「推力」をいう。 モーターボートが前進する際に、プロペラを回転させて水を後ろに加速して推力を得ますが、その推力によってモーターボートが押され前進すます。 その大 …

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米国米海軍特殊部隊の戦闘水泳 [US Navy SEALs Combat Swim]

2007/09/12   -水に共通する用語

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アルキメデス(Archimedes)の原理

アルキメデスの原理は、水中の物体はその物体がおしのけた水の重量だけ軽くなる、というアルキメデス( 古代ギリシャの数学者 紀元前287-212)が発見した物理学の法則。 水などの流体中にある物体には、重 …

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減圧症 [Decompression disease]

減圧症(げんあつしょう)は、潜水病、潜函病などと呼ばれ、高圧環境において血液や組織中に溶けていた窒素が、その後の減圧によって血管内や組織内で発生した気泡が、さまざまな炎症や痛みを引き起こす症状をいう。 …

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全身運動 [Fullbody motion]

極端に言えば「指相撲」以外の陸上運動も全身の運動だが、陸上運動が主に下肢の筋肉によって運動エネルギーを得るのに対し、スイミングは下肢と上肢の筋肉を総動員して推進力を得るためにそう呼ばれる。 上肢の動作 …

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ベルヌーイの定理 [Bernoulli’s theorem]

ダニエル・ベルヌーイ(Daniel Bernoulli 1700 – 1782年 スイスの数学・物理学者)が、1738年に「流体力学(Hidrodynamica)」で発表した、「空気や水の …

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前面造波抵抗 [The front wave drag]

造波抵抗のうち、頭や肩の前にでき抵抗を前面造波抵抗といい、垂直横断面積に比例して大きくなります。 前面にできる造波抵抗は、頭や肩だけでなくストローク中の腕でも発生します。肘が落ちたまま水をかくと、腕は …

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腹式呼吸 [Abdominal breathing]

横隔膜は筋肉と腱でできている 横隔膜を押し上げ、胸郭をひろげて空気を出し入れする呼吸のしかたをいう。 横隔膜は胸部と腹部の境目が凸状のドームになっています。この横隔膜を押し下げると胸郭が広がって肺に空 …

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パドル効果

「加えられた力の反対方向に等しい大きさの反作用が働く」という、ニュートンの第三法則(作用・反作用の法則)に基づく泳ぎの推進力をいう。 陸上運動に比べ水泳の場合は、水そのものが移動しますので、必ずしも効 …

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全身運動

全身の筋肉を同時に、しかも総合的に使う運動を全身運動という。 ジョギングなどの陸上運動が、主として下肢の筋肉によって体重を移動するのに対し、スイミングは下肢と上肢の筋肉で推進力を得ます。クロールや背泳 …

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胸式呼吸 [Costal breathing]

主に肋骨と肋骨の間にある「肋間筋」を、収縮弛緩して空気を出し入れする呼吸をいう。 肋骨は背骨から肺を覆うように、下に垂れ下がった状態になっています。息を吸うときは、肋間筋を収縮させて肋骨を持ち上げ、胸 …

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水温 [Water temperture]

水中の熱伝道の速さは、空気中の約27倍。水に入っているだけでも体温を下げないように体のエネルギーを消費する。この状況下で運動すればさらにエネルギーを消費することになる。 30度の水温に対して36?37 …

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水圧 [Hydraulic presseure]

水中で直立した状態は下半身に多くの水圧(すいあつ)がかかり、筋肉の末端から戻る静脈の流れがスムーズになるので、陸上よりも心臓にかかる負担が軽減される。 水中運動は陸上の運動に比べて血液の静脈環流が増大 …

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浮力 [Buoyancy]

水中に静止した状態でからだが浮こうとする力を浮力(ふりょく)という。 水に入ると浸水した体積と同じ浮力が生じます。水面が肩の高さの状態に立つと、足にかかってくる体重は陸上の1/10程度に減少します。重 …

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抵抗 [Resistance]

泳ぐときの抵抗(ていこう)は、速度の2乗に比例して増加するので、水泳にとっては抵抗を少なくすることがもっとも重要だが、抵抗を運動に利用しようとすると、水はまたとない媒体といえる。 水の密度は空気の約8 …

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グライド [Glide]

グライドは「滑る」「滑空する」などの意味で、手を水中に伸ばす時間の長い、泳ぎやドリルの名称の一部として使われることもある。 グライドクロール、グライドバタフライ、クライドキックなど、腕は前方に伸ばして …

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潜水 [Dive]

水の中を泳ぎの動作で移動することをいう。 水中に立位で浮いた姿勢から、水中へ足の方へ垂直に潜ることことを 「潜入」といいます。 足からは、立ち泳ぎ → 水上へ上がる → 水中へと潜入し、 頭からは、水 …

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耳栓 [Earplug]

耳に水が入るのを防ぐための栓。クロールで呼吸のために顔を横に上げるときなどに入りやすい方の耳に使用する。 鼓膜に穴が開いていない限り、耳から水が内耳に入り込むことはありません。不快に感じるのは、中耳に …

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スイムウエア(水着) [Swim wear]

プールや屋外で、泳ぐときに着る水着。泳ぐことが目的であれば、水の抵抗が少ない競泳用の水着が良い。 プールのフィットネスプログラムに参加するときには、アクアビクス専用のものか、競泳用の丈の長い水着を使用 …

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スイミングキャップ [Swimming cap]

水中に潜ったり、泳いだりするときに使用する帽子。ラテックス、ゴム、シリコン製は塩素に強く、頭によくフィットして水を通さないので、髪の傷みを軽減できる。スイムキャップ(Swim cap)または単にキャッ …

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レッグ [Leg]

大腿部から下を、脚(あし)といい、足(Foot フット)と区別する。 脚を後方に伸ばしたまま、キック動作をしないプルの練習法を、レッグ・ドラッグ(Leg-drag)といい、プルブイはつけません。

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ボディポジション [Body-position]

文字通り「からだの位置」で、泳ぐときの姿や体の位置は、無重力で水中にいるときは特に重要である。 ストリームライン(流線型)やローリング、ピッチングなど、個別に泳ぎの分析や解析されることも多いようですが …

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フィニッシュ [Finish]

ストロークのかき終りで、水中で行うストロークの最終動作(プッシュと一体)をいう。 リカバリー(Recovery)に入る前の、ストロークのフォロースルー(Follow-through)をいいます。