水中に静止した状態でからだが浮こうとする力を浮力(ふりょく)という。
水に入ると浸水した体積と同じ浮力が生じます。水面が肩の高さの状態に立つと、足にかかってくる体重は陸上の1/10程度に減少します。重力に抗して緊張せざるおえなかった筋肉がリラックスでき、関節にも負担をかけずに運動することができます。
筋肉がリラックスできるということは、滞っていた血流・体液などの循環が促進され、新陳代謝が活発になります。また関節(肩・腰・股関節・膝など)への負担を軽減し運動することで、運動による整形外科的な傷害の心配が少なくなります。