アクアエクササイズとスイミング 水泳用語辞典 スイミングテクニック スポーツクラブと室内プール

水に共通する用語

プール事故

水深1.1~1.2mで溺れている例が多いようですが、水たまりでも水があれば溺れます。監視員が何人いても溺れます。

「水深が深い=危険が高い」から水深の浅いプールを作るまたは浮輪を使って遊ばせるのも大間違いです。「大型のビート板?(たぶん浮島)を使用」して溺れたという例もあります。浮島は物が大きいので死角が多く、表面張力で水面に張り付いて動かないのだそうですが、そもそも足が水底に着かないのに、水面に浮いた浮島を下から持ち上げられないのは当たり前です。

溺水事故の半数以上はプールなのだそうですが、施設側に落ち度があって事故が起こるのは問題外です。だからと言って、水深30㎝の赤ちゃんプールを作るのも意味がないように思います。その水深の浅いプールには、ビニールプールなども含まれますが、そこでの事故も溺死の30%以上あるそうでこれも問題です。

しかし、指導教育ができるのは、危険な飛び込みやプールサイドを走って転倒するなどの事故だけです。遊んでいるときの事故はどうしたら防げるのでしょうか?そこで・・・

公営プールでできるとしたら・・・

  1.  ヘルパー1個を貸し出して、全員にからだに密着してつけさせる。
  2. スイミングスクールか学校の泳力検定でヘルパーなしを許可する。
  3. 上腕につける位置情報と温度センサー付きの腕輪を全員につけさせる。
  4. 人間の目より人間の動き(プール内で30秒以上動きのないもの)をコンピュータに監視させる。

以上を提案します。

[更新日]2021/04/05