心臓が収縮運動をすることによって生じる動脈壁の振動が、末梢血管に伝播されたものをいう。安静時の脈拍数は成人では一分間60-80、小児はこれより多い。
脈拍数を測ることで、運動強度の客観的な目安にすることができます。
測り方は、人差し指、中指、薬指の3本を手首に当てて脈を取ります。プールサイドのペースクロックなどで、6秒間脈を数えます。その数を10倍すると、1分間の脈拍数になります。
ペーサークロックのゼロから数え始めるとすると、120/分以上であればほとんど「ゼロ」と「1」が一致するはずです。6秒後も「12」または「13」と「6秒」が一緒になるような感じになります。
書物などでは、脈拍を「10秒間数えて6倍する」というものが多いようですが、その差がそれほど重要ではありません。1分間に換算しやすいほうを選べは良いでしょう。