アクアウォーキングでは,いろんなバリエーションで歩く練習をして見てください。そしてすこし慣れてきたら,ぜひ泳ぎの練習をしてください。泳ぎは単純な動作の連続ですが,一人でも仲間と一緒でも,練習してあきないはずです。
ところで「二の腕」に肉がタップリついているので,細くするのに良い方法はないか?ということですか・・・
上腕三頭筋(いわゆる二の腕の外側)と広背筋(背中)のあたりの皮下脂肪は安定しているので,上皮をつまんで皮下脂肪のデータを取ったりします。この「安定している」と言うことは,短期間の体重の増減に影響を受けにくいということです。つまり,長い時間とお金をかけて蓄積した皮下脂肪は,簡単に取ることはできません。
そこで,泳いで柔軟性を高めることができないのと同じように,泳いで目に見えて蓄積した脂肪を取ることは不可能に近いことです。どうしても部分的に気になるのでしたら,陸上のウエイト・トレーニングを考えてみましょう。ちなみに,トレーニングされた人のニの腕は,ほとんど脂肪がないので,つまんでも「皮」と言う感じがします。厚みを感じるようなら,蓄えていることになります。
偶然テレビで「二の腕を細くする運動」を見ました。500mlのペットボトルを利用して運動するものでしたが「上腕の筋肉(赤筋)を鍛えて細くする」というものでした。ひとつは赤筋(緊張筋)の割合を増やすには,ペットボトルを動かしてトレーニングをしては効果がないこと,ふたつ目は,筋肉を部分的に鍛えても部分的に脂肪を減らすことはできません。
そこで,上腕を細くするにのに効果的な水中運動は,平泳ぎのプルように腕を外側に開くときに,上腕二頭筋を緊張させることがわかっています。または,クロールを泳いでも入水からフィニッシュまで上腕を意識するとかなりの効果を規定できます。同じ動作をしてもその部分の筋肉を意識して収縮させると効果が出ます。
その他に,全身のウエイト・トレーニングで筋肉を鍛えながら,脂肪を燃焼させる運動を併用していくなどがあります。脂肪は,食べて動かなければ簡単に蓄積されますが,いざ減らそうとなったら「家庭でもできる」程度の運動ではまったく減りません。