有酸素運動をおこなう上で、運動強度を設定しなければならない。運動に対する心拍数と代謝量とは密接な関係のあるので、目標心拍数という考え方が運動強度の決定に利用されている。算出法には直接法と間接法があり、間接法の1つ「カルボーネン算出法」がよく用いられる。
これはKarvonenが普及させた方法ですが、簡単な計算式と用いて目標心拍数の範囲を求めます。
(220-年齢-安静時心拍数)×60~80%(運動強度)+安静時心拍数
60~80%は年齢、性別、フィットネスレベルにより設定します。
目標心拍数を利用できるのは、水泳、アクアエクササイズ、エアロビクスエクササイズ、ウォーキング、ランニングといった大筋群を動かす持久的な全身運動に限られます。