背泳ぎのスタートや折り返しで、両腕を頭上に伸ばしたまま、仰向けで潜りながらバタフライのドルフィンキックをすることをいう。
1970年代後半、個人メドレーの世界記録保持者で、アメリカのジェイシー・バサロが、背泳ぎのスタートやターンで、他の選手より水中に長く潜って速かったので、この方法に個人の名前がつきました。
もともとは、バタフライから背泳ぎに移るあと、泳ぎのリズムを整えるのが目的でした。キックは2~3回で、潜るのも5m程度でした。
ソウルオリンピックで鈴木大地選手が、このバサロキックを使って金メダルを獲得したことで有名になリました。その後、スタートとターンの後に潜ることができるのは、15m以内(合計30m)に制限されることになりました。