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国民皆泳の日

日本水泳連盟が1953年(昭和28年)に、国民の泳力と健康増進を目的に、8月14日を「国民皆泳の日」に制定したもの。「国民皆泳の日」水泳大会はその年の8月20日に開催されている。

日本は海洋国家で水に接する機会が多く、万が一船などの事故によって危険にさらされたとき、沈む船から速く遠くは離れ、身を守る必要があります。
その時、飛び込み、クロールなどで速く泳ぎ、背泳ぎなどで仰向けに楽に浮いて救出を待つことができるように、ある程度の泳力を身につけ、合わせて健康増進にも役立てようとしたものです。
「国民皆泳の日」として制定される以前は、1938年(昭和13年)8月28日、NHKの放送の合図で全国一斉に、第1回「国民皆泳の日」学童水泳大会が開かれました。
東京の明治神宮プールを中央会場とし、全国各地のプール・海・川・池・湖などで、500mリレー(10人×50m)を中心に競技会が開催されましたが、戦争により1944年(昭和19年)までの第7回大会で中断しています。

[更新日]2010/03/16