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酸素負債 [Oxygen debt]

運動を開始した直後とか運動強度を上げると、酸素の供給が必要量に追いつかず、酸素の借金をしながらの運動をすることになり、運動を止めた後も、安静時より高い酸素摂取量で返済することになるが、この初期の酸素不足分を酸素負債という。

運動強度が急激に強くなって、酸素の供給が間に合わないとき、ある程度長時間続けられるのは、とりあえずは筋肉で乳酸を発生して、酸素なしでもエネルギーを得ることができるからです。

これを無酸素代謝と呼んでいますが、エネルギー効率が有酸素代謝に較べて低い割には、酸素なしでも速やかにエネルギーを得ることができます。

水泳の場合、スタートで無呼吸のまま潜り続けると、陸上などの呼吸をしながらの酸素負債よりもっと負債を背負うことになります。

[更新日]2006/03/07