低水温,過度の練習,準備運動の不足などで筋肉が収縮しケイレンを起こすことがあります。緊張などでからからだが固くなっているときに,足のふくらはぎ(腓腹筋)がケイレンすることを,「こむらがえり」といっています。
筋肉のケイレンを治すには,ケイレンを起こした筋肉を引き伸ばします。ケイレンの起こった方の膝を伸ばし,膝が曲がらないように上から押え,片手で足先をもって,アキレス腱が伸びるようにすねの方に押します。
しばらく押したら緩め,また押すのを繰り返します。押しているときは痛みがともないますが,数回くり返しているうちに治ります。ケイレンしなくなったら,排腹筋部をあたためて,軽くマッサージをしておきましょう。