高血圧の正体

自覚症状はどんなに軽度であっても，以下の発熱をともなう場合は，泳いでも水に入って運動してもいけません。
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血圧の何が悪いの？

血圧が高いと，「脳卒中」などの引き金になる病気という認識より，血圧が高い状態が続くことで，「脳卒中」や「心筋梗塞」を発症する可能性が高まっていくというように，リスクの一つとして長期的にとらえるといいようです。

下の血圧が高くなり始めたら要注意

年齢が高くなると，血圧は通常下の血圧からあがってきます。その後次第に上の血圧も上がってきて高血圧になります。さらに，60歳を過ぎたことから上の血圧が急に高くなって，その後逆に下の血圧が下がってくるというような経過をたどります。

血圧差は？

40歳を過ぎて高血圧の初期には，末梢血管の抵抗が増して下の血圧が上昇します。その結果上の血圧は上がらずに脈圧差は小さくなります。

その後年をとって動脈硬化が進んでくると，上の血圧は上がり，下の血圧は逆に下がってきます。下の血圧が130/85mmHgより上がってきたら，高血圧の初期と考えてケアを怠りなく。

薬とお酒

よく一度降圧剤を飲み始めると「ズーッと飲み続けなければならない」と言われます。薬の量を減量したり飲むのを止めると，血圧は元に戻ってしまうことが多いようです。

また，お酒は飲み始めには，アルコールの血管拡張作用によって，血圧を一時的にさげますが，翌朝には血圧を上げてしまいます。血圧にも優しいお酒の量は，よく言われるように日本酒で一合程度です。