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プール熱 [PCF]

アデノウイルスによる、咽頭痛や咽頭炎・結膜炎を主な症状とする急性熱性疾患。咽頭結膜熱は、プールで感染することが多いことからプール熱、プール病ともいう。

夏から秋にかけて発生しやすく、感染した人のつばや目やにを通して伝染すると考えられています(飛まつ感染・接触感染)。病原体(ウィルス)の進入部位は主として結膜です。

5日間くらいの潜伏期間を置いて、39?40℃の高熱が3日?7日くらい持続します。強いのどの痛み(咽頭炎)、首のリンパ節の腫れ、目の痛み、涙や目やにがでます。

ほかに頭痛・鼻水・咳などの風邪症状や全身の倦怠感、時に下痢や腹痛を伴うこともあります

ウィルス感染が原因なので特効薬はありません。解熱剤、痛剤や抗炎症剤、ステロイド剤入りの目薬を使用する対処療法が主に行なわれます。

[更新日]2006/07/20