ノーブリージングを短く略して「ノーブレ」という。背泳ぎ以外のクロールやバタフライなどの練習で、呼吸をしないで泳ぐこと。
クロールやバタフライで、呼吸動作をしないで泳ぐことは、スムーズな泳ぎをおぼえるのに有効ですが、平泳ぎをノーブレで泳ぐことは、ハイポキシックトレーニングで行うときでも有害といえます。
しかし、呼吸をすることがないので、スピードが落ちるのを防げ、バタフライの第二キックのタイミングをおぼえたり、泳ぎをおぼえる段階のドリルなど、さまざまな練習で生かすことができます。
また、競技では、短距離やゴール前のラストスパートなどで使うこともあります。