エージグループは、同世代や年齢層の意味だが、エージグループ(年齢別)スイミングは、1964年の東京オリンピックに惨敗した水泳日本を再建するのために、大勝したアメリカのスイミングクラブ・システムを手本にした水泳選手育成システム。
水泳のエージグループ活動の特徴は、17歳以下のジュニア世代の選手育成だけでなく、乳幼児から老人まで、ビギナーからトップスイミングまで、水泳を全国のコミュニティに根づかせたことにあります。
年齢別に見ると、
- 10歳以下
- 11?12歳
- 13?14歳
- 15?17歳
- 18歳以上
- 25?29歳
- 30?34歳
- 35?39歳
- 40?44歳
- 45?49歳
- 50?54歳
- 55?59歳
- 60?64歳
- 65?69歳
- 70?74歳
- 75?79歳
- 80?84歳
- 85?89歳
- 90?94歳
- 95?99歳
- 100歳以上
- に分け、15?17歳までをジュニア、18歳以上をシニア、25?29歳以上の区分をマスターズと呼んでいます。
アメリカ人にとってエージグループ活動が誇らしいのは、オリンピックで多くの金メダルをアメリカにもたらした以上に、多くの健全な家庭を作り出したことだと言われます。日本でも1965年以降スイミングクラブが誕生し、コミュニティの核としての活動が活発に行われてきました。現在も多くの関係者の努力で続いていますが、現在の大手フィットネスクラブにその哲学があるかというと、公営プールにはないサービスを民間会社が提供しているだけというところが多いのは残念です。