アクアエクササイズとスイミング 水泳用語辞典 スイミングテクニック スポーツクラブと室内プール

水に共通する用語

有酸素運動 [Aerobics エアロビクス]

主に赤筋(遅筋)を使った運動で、体内にゆっくり酸素を十分に取り込みながら、脂肪を燃焼させるのに効果的な運動で、水泳やウォーキング、エアロビクスなどに代表される運動をいう。

有酸素運動は、まずは血液中にある脂肪が燃焼し、そのまま続けると体温が上がり、脂肪分解酵素のリパーゼが活性化します。そうなると脂肪細胞に溜まった脂肪を分解し、血中に流し出し、燃えやすい状態にしてくれます。

ただし、リパーゼが活性化するまでにかかる時間は、およそ20分。だからこそ、体脂肪を効率よく燃焼させるためには、20分以上の有酸素運動が必要です。

有酸素運動としての水泳の特徴は、

  1. リズミカルな全身運動で、呼吸や循環器系によく、喘息を和らげる。
  2. 足腰に体重を支えなくてもよく、肥満、腰痛、妊婦の運動によい。
  3. 熱拡散がよく、体温を極端に上昇させなくてすむ。

などがある。

[更新日]2005/12/27