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スイミング

成人向けクロール系 クロールの呼吸練習

ビート板を使った片腕交互クロール

ビート板のほぼ中央に片手を乗せ,片腕ずつクロールの腕のかきの練習をします。水をかき,前に戻し,次に手をかえて水をかき,前に戻して合わせる,これをくり返します。はじめのうちはビート板を使い,片手ずつ置きかえ,あとではボードなしで行ないます。最初は呼吸なしではじめ,あとで片腕をかくごとに入れます。

片腕連続クロール

ビート板なしで腕をぜんぽに伸ばしたまま,反対側の腕で連続して水をかきます。25M単位か途中でかく方の腕を変えても変えてもかまいません。前方に入水した手は,十分に水を真下に押さえて,からだの中心に向かってかきます。かき終わったら,かいた方の腕の方に顔を回して呼吸します。

左右交互に呼吸するクロール

左右対称のフォームを身につけるために,できるだけ右交互呼吸を練習しておきましょう。前方に入水したときを基準に,例えば右手(1),左手(2),右手(3)が入水して前方に伸びているとき,反対の左手はかき終わっているので,そちらに顔を回して呼吸します。

片側呼吸クロール

呼吸が楽にできるようになったら,呼吸のオープンサイド(左右いずれか呼吸の方向)をどちらかに定めます。楽にできるということを基準に決めてかまいません。一般的には利き腕の反対側に呼吸するのがよいといわれています。呼吸はローリングを伴いますので,それに合わせやすい方が泳ぎを助けます。普段は左右交互で練習していて,スピード練習ではどちらかしやすい方向で,あるいは時々変えるなどてもかまいません。

[更新日]2017/04/29