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骨格を強化する

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最近の骨に対する関心は,骨粗しょう症に集中されていますので,高齢者の骨折が深刻な問題となっていることも事実ですが,骨にとっては発育も大変重要なことです。たとえば適当な運動による刺激は,骨の長育(長さが伸びる)を促進するといわれていますが,適当とはどれだけの運動による刺激なのか,具体性に欠けています。

骨の成長に欠かせないのが,良質の蛋白質を充分に摂取させることです。骨は蛋白質を基質とした有機成分に,燐酸カルシウムや炭酸カルシウムなどの無機質が,沈着することによって形成されています。カルシウム摂取量は,育ち盛りの男子(12~14歳の1日の摂取目標900mg,15~17歳800mg)と女子(9~17歳700mg),妊婦や授乳婦(900mg)の他,中高年以降の女性も積極的にカルシウムの摂取を心がけなければなりません。思春期における女子のダイエットによるカルシウム不足などは持ってのほかです。

発育途上にある人の陸上スポーツは,体重負荷が骨の発育に好ましくないという研究もあるくらいですから,発育期に必要とされる運動量のすべてを陸上運動に頼ろうとすれば,長育を期待できないと言えなくもありません。ところが水の中であれば,脚の骨には体重の負荷がありませんから,長育の心配をしないで,充分な運動量を得ることができます。

骨格を弱くしてしまう原因のすべてが,運動不足にある訳ではありませんが,骨格系に圧迫を加える骨格筋の張力が弱かったり衰えたりすると,骨格を発達させる刺激が不足することになるのだと思われます。

[最終更新日] 2017/03/18
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