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ビート板を使った板キック

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ビート板を持って水面に浮いた状態でする脚の練習です。壁キックで練習したやり方を,そのまま使って進んでいきます。両腕は肩幅に広げ,指先の第二間接がビート板の先端に引っ掛かるように持ちます。子供は肩幅の延長線上の先端を軽く握ります。肩幅に腕を伸ばすことで姿勢が安定し,心理的にも安心します。次第に慣れてきたら,少しずつ手の位置を近づけていき,両手を重ねて軽く握るようにします。

スポーツクラブなどの備え付けのものは,厚さが2cm程度の薄手のものがほとんどのようですが,ビート板はできるだけ厚みのあるものを使用してください。薄すぎる場合は,2枚重ねなどで工夫をして使ってみるのもいいでしょう。

ビート板を持って水平体に伸びると,頭と肩から背中の一部が水面上に出ます。ビート板の浮力が最低でも約4~5キログラムはないと,身体全体が水中に沈んでしまうことになります。途中で呼吸のために口を水面上に出そうとすると,無理に状態を反らなければなくなり,ちょっと間違うと腰を痛めたりすることにもなりますので注意が必要です。

板キックでは,十分に浮力のあるビート板を使い,水平体で腰がよく伸びた状態を保ったままキックをします。ビート板は水面下に水平に沈めるように前進させます。息継ぎをするときは,掌に体重を乗せるようにしながら,上体全体を水面上に出すつもりで呼吸をしましょう。

薄手のビート板がスポーツクラブなどに普及したのは,安価に購入できるという理由だけだと思います。もし仮に,この手のビート板を置いている理由が「沈んでいる方が,泳いでいる状態に近いから」などという理由であれば,そう言っている人は大変な勘違いです。選手ならいざ知らず選手以外の初心者も使用するのですから,安全にも配慮した厚手のビート板を置いて欲しいものです。

[最終更新日]2017/05/15

 - 泳ぎの基本練習法と泳力のつけ方