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クロールの呼吸を練習する

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水泳の呼吸は,顔を水面上と水面下に上下しながら,水中で空気を吐き,水上で口から素早く吸うことを言います。成人が最初に呼吸練習をするときは,鼻と口から少しずつ吐き,吸うときは口からいっきします。子供が練習するときには水中で息を止めたほうが有利ですが,大人の場合はリラックスのために水中で少し吐くといいでしょう。

しかし,この「少し吐く」という動作の表現がたいへん難しくて,ややもすると吐きすぎて顔を上げるまでに苦しくなってしまいます。そこで,大人の場合も,水中では「一瞬止め」て水面すれすれでいっきに吐くと同時に吸うと思ったほうがいいかもしれません。この方法は子供と同じです。

次にクロールの左右の呼吸を練習します。壁につかまった状態で左右に顔を向けた呼吸練習,壁キックと合わせた左右の呼吸練習と進みます。ある程度上手になったら,板キックをしながら片手ずつのプルに合わせた呼吸練習,片手交互にプルと呼吸を繰り返す練習などを経てクロールに進みます。

クロールの呼吸のタイミングは,呼吸をする側の手がかき終るころに顔を回し始めます。かき終ると同時に口を水上に出して息を吸います。リカバリー側の腕の肘が,丁度肩の真上くらいに来たときに顔を下に向けるくらいが理想的です。

手がかき終った時は,上半身の回転によって,顔が水面上に出しやすく,胸郭が最も開いているので呼吸がしやすいということにあります。また,リカバリーの肘が肩の真上にきたときに身体のローリング(回転)は最大で,これ以降,顔を下向きに回すことによって,手の直線的な入水を助けます。

顔を横に向けるときにはゆっくりまわし,顔を戻すときは素早くします。この素早く戻す動作が,反対側の腕の動きを加速させます。戻すときパッと戻すのではなく,グ~ゥッと加速度的(後半ほど速く)に戻すのがコツです。理論的に言えば,進行方向の直線軸から外れる運動エネルギーは小さくし,進行方向に向かうエネルギーはできるだけ集めるようにするのが目的で,このことは前後に上げ下げする呼吸にも当てはまります。

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[最終更新日] 2017/04/24