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ストローク・メカニクス

ストロークのプルパターン [Pull pattern]

各泳法のプルのパターンは、1971年インディアナ大学のジェームズ・E・カウンシルマン博士によって発表されました。それ以前は、水を後方に押すことのみによってからだが前に進むと信じられていました。

しかし、彼が指導した優秀な選手の多くが行っていたプルパターンは、直線的ではなく複雑で多面的な曲線で、しかもその動作には共通のパターンがありました。

優秀な選手のストロークのプルパターンは、かなり似通っていて、平面では表わせないジグザグで複雑な動きをします。

その点初心者は、より直線的で単純な動きともいえます。さらに手のひらも後方に向けて動くだけではなく、スカーリングのような手のひらの動きで水を攪拌しながら後方に移動します。

[更新日]2010/03/10