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白筋と赤筋 [FG-SO]

筋肉を構成する筋線維のうち、収縮速度で大別すると、強く速く収縮できる(速筋)が疲れやすい「白筋」と、収縮速度は遅い(遅筋)が持続力のある「赤筋」がある。

「白筋」は実際に白く見え、収縮のとき筋肉中に蓄えられた物質を使うだけなので長時間収縮できなのに対して、「赤筋」は酸素を貯蔵するミオグロビンを多く含むため赤く見え、収縮するとき摂取した酸素を使うために長時間収縮することができます。

その割合は筋肉の種類にもよりますし、個人差もありますので、短距離向きなどと言われる、競技適性があることも考えられます。

水泳競技は一般的に、赤筋が多い方が適していると言われていますが、生まれもった割合を変えることができないまでも、その筋線維に適したトレーニングをすることによって、個々の筋線維を強化することは可能だと言われています。

[更新日]2010/03/07