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喫煙(きつえん)

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喫煙(きつえん)

喫煙時は一酸化炭素の産成と吸入が同時におこなわれていて,気道の抵抗を増大させるといわれています。 一酸化炭素はヘモグロビンと結びつく力が酸素の300倍も強いので,ほんの少しでも一酸化炭素を吸入するということは,それだけヘモグロビンの酸素運搬能力を減退させますから,それだけでも有害です。

プールの水は塩素によって消毒されていますから,室内プールに限らず,周囲では多少なりとも塩素ガスが発生していることになります。この塩素ガスが一酸化炭素と結び付くと,ホスゲンという毒ガスが発生します。これは喫煙者だけの問題ではでなく,他の人にも危険がおよぶことになりますから,室内プールの観覧席などにおける喫煙は厳禁する必要があります。

第二の問題はニコチンです。ニコチンは神経と神経のつなぎ目であるシナプスに侵入して,そこでの刺激伝達作用を阻害する働きを持っています。このような遅滞が随意運動を支配する神経系だけにおこるのであれば,スポーツ能力の低下ということに限定されますが,きわめて危険な状態が心臓の刺激伝導系で発生する可能性があるのです。

もしニコチンで刺激伝達が阻止されると,心臓が停止してしまうことになりかねません。ニコチンとの因果関係が明確ではないので,激しい運動を行っている最中にそうなった場合は,結果的に心臓麻痺として処理されたりしますが,危険を回避する意味からも,せめて運動の1時間前後は禁煙にすべきです。喫煙(きつえん)

[最終更新日] 2017/03/03
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