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ウォーミングアップとクーリングダウン

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室内プールの普及や,スイミングのレッスンが発達しておかげで、陸上での準備体操は昔ほど必要性が少なくなってきました。号令をかけてラジオ体操をする必要はありませんが,基本的には炎天下の水泳の前には,ウォーミングアップを十分にやるようにしましょう。スポーツクラブなどで指導者がいる場合のレッスンでは,いきなり激しい運動をするようなことはありません。

また必ずその要素の運動が,レッスンの最初に入っています。時間の経過とともに,体温・心拍数・血圧などを徐々に上げ,関節をほぐし,十分に筋肉を伸展させていきます。エンジンをかけた直後に、いきなり高速で飛ばすような運動をしてはいけません。

クーリングダウンは「体の機能」を目覚めさせ,通常の状態に戻す(順応化)と疲労物質を残さない(疲労回復)という重要な役割があります。運動中には,その運動の内容にふさわしい体内の組織変化が起こっていますが,その動作になるべく近い動きをしながら,そのレベルを平常状態に戻していくことが大切です。しかし泳いだ疲れは,同じ泳ぎをゆっくり泳いでも,元には戻りません。

ヘモグロビンの役割は,細胞の組織内で発生した,炭酸ガスと酸素を入れ換える役目を果たしています。ところがある程度細胞に炭酸ガスがなければ,ヘモグロビンは外に放出されなくなります。そこで疲れた筋肉と逆の拮抗する筋肉で炭酸ガスを発生させて酸素を体内に送り込むという方法が必要となります。

水の中で呼吸を整えながら,収縮した筋を十分に伸展しながらリラックスさせておくことが,筋肉の質をも向上させます。競泳の選手などは,激しい練習をした後に筋肉を冷やす(アイシング)方法もありますが,水の中での運動は筋の組織破壊がありませんから絶対必要とは思えません。サウナを出た後のシャワーで,冷水を浴びておく程度でいいでしょう。

[最終更新日]2017/04/05

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