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膝が痛いときでもできる水中運動の注意点は?

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Questions:膝が悪くて病院通いをしています。痛みを和らげるのに,水中運動がいいと先生に勧められました。水中を歩くだけで良いのでしょうか?注意点があったら教えてください。

Answers:中高年の膝に痛みの出る原因として多いのが,「変形膝関節症」です。変形性膝関節症とは,膝関節のクッションとなっている軟骨がすり減ったり,膝の周りの筋力が低下することが要因となって,膝の関節に炎症が起きたり,関節がすり減ったり変形したりして痛みが生じる症状です。

水中運動で膝の痛みを軽くするためには,膝の周囲の筋肉を鍛えて,膝の関節を保護し安定させることにあります。肥満の人が陸上で運動をする場合は,まず減量して膝の負担を減らす必要がありますが,水中運動なら,膝の負担を気にせず運動をすることができます。

膝だけでなく関節の表面は「軟骨」でおおわれ,膝関節にかかる衝撃を吸収する役目を果たしたり,関節の動きを滑らかにしています。この軟骨が加齢などによって変性してすり減ることで炎症が起こり,痛みが生じたり関節の動きが悪くなったりします。これが「変形性膝関節症」と言われるもので,年齢とともに増加し,中高年の膝の痛みの多くがこれによるものとみられています。

こうした膝の痛みを運動などで軽減するポイントは,痛いためにあまり動かすことのなくなった膝の周囲の筋肉を柔軟にし,なおかつ筋カを強化することにが必要です。水中運動では例えば足を前に動かしたら,その足の後ろ側にある筋肉に意識を集中します。そうすると,動かした足の反対側の筋肉を鍛えることができ,次第に血行が改善していきます。そのことで結果的に膝の痛みが和らいだり,膝関節の周りの筋肉が強化されて,関節が安定して痛みがなくなることにつながります。

水中で股関節や足関節の柔軟性や筋力を改善する運動をすることによって,腹筋や背筋のバランスが強化され,からだの中心軸が安定するので,膝関節への負担が軽減し,膝の痛みの改善につながります。

[最終更新日] 2017/06/30
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