Aquatic入門【アクアエクササイズとスイミングのポイント 水泳用語辞典 全国屋内プール施設】

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浮力の利用

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アルキメデスの原理によれば,物体が押しのけた水の重量(重力)に等しい重さだけ浮力を受けます。ある物体の相対密度は,その物体と等しい体積の水の重量に対する,物体の重量の割合で示されます。もし,物体の重量割合が1.0以上であればその物体は水の中で沈み,1.0より小さければその物体は水中に浮くことになります。

人間の比重は,骨や筋肉の比重や割合によって様々ですが,肺に空気が入っていれば0.95程度であるので,からだの0.5パーセント程度は水面より上に浮くことができます。一般的に男性より女性,若者より年をとったものの方が浮きやすいといわれているのは,脂肪(比重0.8)や骨(比重1.5-2.0)密度の割合によるものです。

アクアエクササイズでこの浮力を利用すれば,重力がかかた体重を支えることなく運動を行えるので,この浮力のお陰でからだが軽く感じて動きやすく,関節にかかる体重の負担も大幅に緩和されます。

水中に立った時に水面がみぞおちあたりにあれば,体重の20~30パーセントで運動することができます。水面がヘソのあたりであれば50~60パーセントになるなど,水深は浮力に大きく関係してきますから,膝が悪い人が浅いプールで激しい運動を行うことは控えなければなりません。

逆にからだをすべて沈めてしまえば,無重力で運動ができるわけですから,四肢が不自由な方や外傷で失った方には,バランスを保ちさえすれば有用な運動の環境となるに違いありません。

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[最終更新日] 2017/03/18