抵抗 [Resistance]
泳ぐときの抵抗(ていこう)は、速度の2乗に比例して増加するので、水泳にとっては抵抗を少なくすることがもっとも重要だが、抵抗を運動に利用しようとすると、水はまたとない媒体といえる。
水の密度は空気の約800倍で、水中で手足をゆっくり動かすと、殆ど負荷を感じないが、逆に早く動かすと加速度的に負荷が増加します。水中では自分の出した力に相当する負荷しかからないということになります。
日常生活で自立した健康を維持していくために、呼吸循環器機能の改善と並んで、必要な筋力を確保する必要があります。体の動きに水が加える約800倍の抵抗が、筋力維持・改善のための負荷になります。
また、水の抵抗は、大きな力には大きな負荷が、小さな力には小さな負荷が自動的にかかるという働きがあります。これはどんな筋出力でも一定のスピードで発揮されるという、アイソキネティック(等速性収縮)に似た特性があります。したがって水中は、自分の出す力に見合った負荷がかかるようにできているので、マイペースがつくりやすい環境なのです。
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